長岡まつり大花火大会
先日、YouTubeを通してですが、長岡まつり大花火大会を約45年ぶりに見ました。
昔、打ち上げ場所から1km以上離れた場所で見た、爆音と建物が揺れるほどの振動は今も強く印象に残っています。当時は、本物の爆弾が投下されたかのような恐ろしさを感じたものでした。
改めて長岡まつりと花火大会の歴史を調べてみると、そこには「戦争」と「復興」の深い歩みがありました。
長岡まつりは毎年8月1日から3日まで開催され、大花火大会は2日と3日に行われます。初日の8月1日は、1945年に長岡空襲があった日です。翌1946年の同日に「長岡復興祭」が開催され、1947年には花火大会が復活。1948年からは8月1日を「慰霊の日」、2日・3日を「花火大会」とする現在の形ができあがり、復興が進んだ1951年に現在の「長岡まつり」へと名称が変わったそうです。
また、今年は「模擬原爆」という言葉を初めて知りました。言葉の響きから、7月20日に投下された模擬原爆の方が大規模なものかと思いましたが、実際には長岡空襲の方が遥かに大きな被害をもたらしたと知り、衝撃を受けました。広島や長崎、東京、大阪をはじめ、多くの地域が受けた深い傷に思いを馳せ、改めて戦争の恐ろしさを感じています。
次に長岡を訪れる機会があれば、ぜひ「長岡戦災資料館」へ足を運んでみたいと思います。

正三尺玉のひみつ
「正三尺玉」の読み方は、「せいさんじゃくだま」ではなく「しょうさんじゃくだま」です。これもYouTubeの配信を見て初めて知りました。
実は最初に「しょうさんじゃくだま」と聞いたとき、私は頭の中で「小三尺玉」という漢字を思い浮かべていました。「大三尺玉じゃなくて、小さい三尺玉なの?」と一瞬不思議に思ったのです。
調べてみると、一尺は約30.3cmなので、三尺は約90.9cm。花火玉そのものの直径が三尺あるから「正三尺玉」と呼びます。
では、「正」がつかない「三尺玉」とはどう違うのでしょうか。
気になって調べてみると、「正」がつかないものは花火玉自体が少し小さく、打ち上げる「筒」の直径が三尺なのだそうです。勘違いから始まった疑問でしたが、こうした豆知識を知ると、より花火が面白くなります。
復興祈願花火「フェニックス」に受け継がれる想い
今回初めて目にした復興祈願花火「フェニックス」には、圧倒されました。私の中の長岡花火は「大きくてうるさいだけ」という45年前の印象で止まっていたからです。しかし画面に広がったのは、美しさや華やかさを超えた、言葉にできない技術の集大成でした。花火でこれほどの表現ができるのかと、深く感動しました。
フェニックスは、2004年10月に発生した新潟県中越地震からの復興を祈願し、翌2005年から「勇気を届けるシンボル」として打ち上げられています。
心を震わせる花火大会アナウンス
花火大会の「アナウンス」に注目したのも初めての経験でした。長岡花火が多くのスポンサー企業によって支えられていることを知り、ただ眺めるだけでなく「この会社がどんな想いを込めて提供しているのか」を知ることで、より深く楽しむことができました。なかでも、長年アナウンスを担当されている小林真弓さんの声は、長岡の花火と見事に一体化しています。特に「フェニックス」は多くの人に勇気と感動を与えてくれますが、小林さんの温かい声が加わることで、花火の素晴らしさがよりいっそう引き立てられていると感じました。

コメント